新秘密箱Iとは。からくり箱ビギナーに選ばれる理由と仕掛けの中身

開けられたら終わり、と思っていた。ところがこの箱、開けるのと同じくらい閉めるのが難しいらしい。新秘密箱Iは、からくり創作研究会が手がける「新秘密箱」シリーズの一作目で、からくり箱をこれから始める人に向けて作られています。言ってしまうと、どこかの面を6回動かすと一つの面が蓋になって開く仕組み。開け方の方向性さえ掴めば、極端に複雑な手順は要求されません。

新秘密箱I/New Secret Box I

ただし油断は禁物です。開いた時の手順を覚えていないと、今度は閉める段になって手が止まります。開閉が対になっている点が、からくり箱らしい面白さでもあります。

からくり箱とは何か

からくり箱は、箱根小田原地方に伝わる伝統工芸「秘密箱」を土台に、職人が自由な発想で仕掛けを加えたものです。押す、振る、回す、面を動かす。開け方は箱ごとに違い、正解の動作を探る過程そのものが遊びになっています。土産物としての秘密箱とは別に、パズルとしての完成度を追求したのが、からくり創作研究会のシリーズです。

新秘密箱Iのサイズと材料

本体サイズは80×80×80mm、開いたときに現れる収納部分は32×32×37mm。手のひらに収まる立方体で、材料はウォールナットとケヤキ、朴などを組み合わせています。ウォールナットの落ち着いた色味に、ケヤキの一本ラインが入る意匠は新秘密箱シリーズの共通デザインで、IからIVまではこのラインの本数や位置で見分けられるようになっています。

初心者に向いている理由

からくり箱には手順が多く難易度の高いものも多くありますが、新秘密箱Iは動作の回数が絞られていて、最初の一箱として無理がありません。当店でも、からくり箱を初めて手に取るお客様にはまずこのシリーズをおすすめすることが多く、開いた瞬間の「あ、こうなってたのか」という反応をよく見かけます。蓋が開いた時に見える内部のメカニックな構造も、単に開閉するだけでなく見て楽しめる部分です。

価格は8250円。詳しい商品情報は新秘密箱I の商品ページでご確認いただけます。

開け方のコツをつかんだら、次は誰かに渡して挑戦してもらうのも一つの楽しみ方です。自分が苦労した分だけ、相手の反応を見る側に回る面白さがあります。棚に飾るだけでなく、手元に置いて時々開け閉めしてみてください。